ストリートについて VOL.1 - news

2009.06.15

ストリートについて VOL.1

二回の夜サッカーの練習以外は最近、お酒を辞めた事もあって(そのおかげで全く誘われなくなった理由だけではないのですが...。)夜の外出はなくなりました。
あんまりクラブも行かなくなりましたし人との交流もだいぶ変わりましたし、そのおかげでいろんなジャンルの話が入ってきて面白いのですが、雑誌等も含めてよく簡単に使われる「ストリート」ってなんなんでしょうね。

TASのデザインをしていた頃は人がよく集まってたし、自分が若かったせいか仲間と毎晩のようにクラブに行き、六本木に遊びに行ったりしてました。でも本当にこの2年くらいは全く遊ばなくなりました。

僕は年間通して、大量の本や雑誌を読むのが昔から好きなので、そういう理由もあって夜外には行かなくなりました。スケボーもやらなくなったし、大勢の友達 なんかともつるまなくなったけど、だからといって、「ストリート」の人間じゃないってことではないですよね?(特に誰かに言われたわけではないですし、実 際自分がその位置にいたいのかわかりませんが,,,,。)

先週後輩のつながりで須田誠さんを事務所に連れてきてくれました。
その方は、TASの時に知り合っていた、様々な本気アウトドアの人などを紹介してくれてからいまなおお付き合いのある石川顕さんや、現在もNEWYORKでご活躍されてる鈴木大器さん(3年前に事務所に遊びにこられて時間を忘れて何時間も話をしたことがあります。)と同じ様な空気を持った方でしたが、
最後に「ストリート」って何なの?と聞かれたときに自分もその事について、TASからTERREMになってからも
「ストリート」に対し疑問を持つ事が多かったので久しぶりに長い熱論会をしました。
(*出会った人の名前を出した文章にはあまりしたくなかったのですが)

結局は答えは見つかりませんでしたけど、何にもいつまでもスタンスが変わらない人、それがストリート的なのか、流行に毎回追っかけ(悪く言ってる訳ではな いですよ。誤解なしでお願いします)、毎晩のようにファッションに身をまとって自分の位置を表現している人がそうなのか、全く分からなくなりました。

僕の周りはファッションの人の方が少なく、でも年に2回の大きな11人制サッカーの大会で朝早く起きて、全く違う環境で生きた人間が9年間も同じチームとして日曜日の午前中に走ってるのも、ストリートだって思いました。

スタイルがあるもの、目的があって意味が有るもの、好きなものをずっと追っかけたり探したりする人たちの事、それがストリートなんですかね。

考えすぎず、シンプルで楽しく毎回いられる事がストリートな人間なんですかね(結論)。
今の「ストリート」何でもありでつまらないです。

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