デザイナーとして - news

2009.05.13

デザイナーとして

基本的には昔から靴が好きだったので、革靴等も含めて履く事は多くそれが自分の仕事として
今現在シューズデザイナーとしていれる事が毎日の生活の充実感としてありますが、以前ブランド名がTASからTERREMに変わったりと関係者の方々にも大変ご迷惑をお掛けしたこともあり、環境がこの3年間で多少の変化はあり、将来の事も考えた事もありましたが、TERREMをやるにあたってから作る姿勢は昔から全く変わってません。

余り人前に出たり集まるところが苦手なので誤解を招く事もありますが、自分のやりたい事は常に挑戦しているつもりです。

色々な有名な名前のスポーツブランドの靴がありますが、皆さんはそれを誰がデザインしたか知ってますか?

ほとんどの人が知らないと思います。
僕はモノがよければいいという性格なのでそれでいいと思っています。
僕自身、TASの時からモノで表現していければと思っていましたので顔を出さずに雑誌等に出させて頂きました。

デザイナーが表にたつ事に未だに抵抗はありますが、時代も変わりWEBという中で僕自身が苦手な事をやるので、
周りからの賛否両論もありましたがこれから文章で伝えて行けたらと思います。


デザインをするにあたって、一足一足におけるコンセプトはそれぞれありますが、昔から変わらず持っているのは、生活の中での履物に対する意識感とか、必要性をポイントにあげてデザインしています。

普段変わった靴等は履かないので似たり寄ったりのデザインになりますが、そこに僕自身の見せたいポイントがあると思いますので一度足を通して頂いて是非探してください。

public slipon , ribb low , rays slipon なんかはそのあたりのスタートだと思ってます。
僕にはいろんな分野からミナイさん、キタダテさん(T6M) を筆頭にスポーツブランドで働いている色々な方々といいタイミングで方向性等相談ができる環境がある事が、TASから引き続きやっててよかったと思ってます。

スポーツブランドのスタッフ等もサッカーメンバーに多少いるので自然に情報交換などもしながらやってるのでスタンスを変えずにやって行けていると思ってます。


TerremをスタートしたときにあるライターさんからTASが一番のドメステックブランドで靴作りに対する距離感を近くにしたブランドだと言われてから、自分がやってきた周りに対する貢献度であったり必要性であったりを誇りに思って、Terremとして作るにあたってのデザインの追求をポイントにデザインして行こうと思ってます。

履物なので色々と目的にあった靴があると思います。薄利多売などに対しての葛藤なんかは全くありません。
必要とあればそこにはデザインがあって、そこから誰かがファッションに落とし込んで行けばいい事でしょうから。


Terremのブランド名の由来です。一応参考までに...。
Terremというブランド名は 大地、着地という意味合いの"Terra"再注目という意味合いの"Remark"をあわせた持った造語です。
靴の再注目や足元への注目という気持ちを込めた名前です。

今後とも宜しくお願いいたします






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